それでも僕は書き続ける!!

1996年生まれの阪神ファン。プロ野球や日々の感情を文章に表す楽しみを感じながら気ままに書きます

文春野球学校に参加して野球コラムの書き方を教わった話

どーもどーも、とびたつばさです。2回目の投稿です。

 

 今回は僕がブログを再びやろうと思ったきっかけをくれた文春野球学校のことについて書こうと思います!

 

みんなも勉強しようぜ!!

 

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そもそも文春野球とは・・・?

 ㈱文藝春秋が運営する「文春オンライン」上で提供されているプロ野球コラムの愛称で、正式には「文春野球コラムペナントレース」っていいます。セリーグパリーグそれぞれ12チームを愛するライターさんがそのチームにまつわるコラムを配信しているサービスです。

 ライターさんは実際にプロライターとして活躍されているコラムニストやスポーツ紙の記者さん、球団の広報さんから、元プロ野球選手や野球が大好きな声優さんなどなど、物書きを主戦場としていない方も参戦しています。

 

 そして、最大の特徴なのが「HIT機能」です!コラムペナントレースというくらいですから、書き手の皆さんもそのコラム同士を戦わせます。その決着方法は、コラムの最後にある「HITボタン」を読者がどれだけ押したかの数を競うというものです。SNSの「いいね」みたいなものです。

 読んだ人がどれくらい気に入ってくれたか、この数が多かった方が勝ちとなります。コラムを競争させるなんて、画期的だと思いませんか!?

 

bunshun.jp

 

 で、僕はこの文春野球で掲載されているコラムにベタぼれしてしまったのです。もともと小説よりエッセイやコラムが好きだった僕が、プロ野球のコラムのとりこになるのは、ある種当然のことかもしれません。

 

 そして、「いつかこんな文章が書けるようになりたいな……」と思うようになりました。気に入ったコラムや、参考にできそうなコラムを見つけては印刷して、ファイルに保管するようなこともしました。

 

 そんなときに、文春野球がコラムの書き方講座を開くことを知りました。それが文春野球学校です。プロのライターを目指す方から、ブログやSNSで野球について発信したい人、文章を書いたことはなくても情熱は持っている人……初心者歓迎の講座です。

 

 実際に文春野球で書かれている方がコラムの書き方を教えてくれる……!学生の僕にとって8000円×2回の受講料はなかなか勇気のいる買い物でしたが、オフシーズンで野球見に行かないから出費も少ないし、これからに向けて先行投資だと思ってチャレンジしてみよう!と、参加することにしました。

 

 後から知ったのですが、講座は募集開始からわずか数時間で満席になってしまったようで。何度か緊急で追加の募集もあったのですが、いずれもすぐ完売してしまったそうです。僕が思っている以上に文春野球、大人気ですね。

 

講師の長谷川晶一先生

今回の先生は東京ヤクルトスワローズのコラムを書かれているノンフィクションライター・長谷川晶一さん。12球団のファンクラブ会員全部に入っていることでも知られていますね。普段はノンフィクションを書かれているだけあって、ロジカルに書かれた文章が僕は以前から好きでした。

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11月16日夜 第1回目の授業

 こうして迎えた第1回目の授業。高まる気持ちを抑えつつ、千代田区紀尾井町にある文藝春秋本社の地下スペースに向かいました。会場に着くと、みなさんお勤め終わりでそのまま来たという感じの方が見受けられて、学生らしき人はいません…。

 ちょっぴり不安になりながら待っていると、講師の長谷川先生と文春野球コミッショナーの村瀬秀信さん、そして文春オンライン編集長の竹田直弘さんが登場。

 村瀬さんはベイスターズファンで、スポーツ雑誌「Number」にも寄稿されているコラムニストです。

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 授業は長谷川先生がご用意したレジュメを元に解説をしつつ、村瀬さんと武田さんがそれに対して反応したり、自分の経験を話されたりという形で進みました。有料の授業なので、核心に触れる内容はお話しできませんが、

 

・選手に取材することができない普通のお客さん目線でも人の心を動かすコラムは書けること

 

・日常生活や自分が経験してきたことをプロ野球選手に重ねると自分だけのコラムが書けること

 

 このような教えをいただきました。長谷川先生も僕たちに伝わりやすいような言葉を選んでくださったのでとっても分かりやすかったです!

 何より、プロのライターさんがどんなことを考えて、どんなことに気をつけながら書いている、ということを知れただけでもたいへん勉強になりました。

 読み手のことも意識して、どんな風に読まれるかということを自分で考えることは、何もコラムだけに限らず、あらゆるシチュエーションで書くときに役に立つなあ、とウンウンうなずきながらメモを取っていました。

 

 (大学の90分授業は長くてつらいのに)予定していた90分授業はあっという間に過ぎてしました。勉強して新しい知識が増えるって良いなあ。高校時代勉強が大っっっ嫌いだった人の発言とは思えません(笑)

 

プロのライターさんに見てもらえる機会なんてあります!?

 学校といえば宿題がつきものですよね。長谷川先生の授業が終わった後は、宿題の発表がありました。

今日教わったことをもとにみんなそれぞれ

・私の好きな選手

・私のベストゲーム

で2000字前後のコラムを書く、という内容でした。

 授業で教わったことを実践できるように仕向けてくれるだけでもありがたいのに、さらにすごいのはここからです。

 

 なんと長谷川晶一先生が参加者の書いた課題に全て目を通して、さらに添削して講評を書いてくださるんです!!

 

 プロのライターさんが原稿を見て添削指導をしてくれる機会なんてそうそうないですよ!?評判の料理店のシェフが一般人の作った料理を食べてアドバイスしてくれることなんてありますか?有名なアーティストが普通の人が歌うカラオケを聴いて指導してくれますか?

 

 僕はライター講座の類いに参加した経験はないのですが、こういう添削指導はそうそうあるものではないようです。長谷川先生も本業の執筆作業や取材で忙しいでしょうに、本当にありがたいですよね。

 

 

 宿題の締め切りは11月末。ちょうど2週間ですね。

 第2回の授業では、提出した課題を返却して、それをもとに長谷川先生が全体の講評やアドバイスをしてくださったのですが……それはまた次回書くことにしますね。

 僕が提出した課題コラムのことや、授業の後に開かれた懇親会のこと、まだまだ書きたい事があるのですが、とりあえず今日はここまで!!

 

 

【宣伝?】

 文春野球学校に興味を持ってくれた人にお知らせです。文春野球学校の第2弾が行われることになりました。今日の夕方から売り出されて、なんと2時間で完売してしまったそうなんですが、急きょ追加の販売が決定したそうです!

 

 

 

 今度の講師はベイスターズのコラムを書かれている西澤千央さんです。2人の男の子を持つお母さんでもあるのですが、日頃の暮らしや何気ない出来事をベイスターズと重ね合わせるコラムで評判の方ですね。

 講座の再販は15日土曜日の12時からだそうです。ベイスターズファンのみなさん、いかがでしょうか?

申し込みはこちらから……

peatix.com