それでも僕は書き続ける!!

1996年生まれの阪神ファン。プロ野球や日々の感情を文章に表す楽しみを感じながら気ままに書きます

タイトル:文春野球学校に参加して書き続ける大事さを教わった話

 

 お久しぶりです。とびたつばさです。

 あけましておめでとうございます。2019年もよろしくお願いしますね。

 

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 前回の続きです。恥ずかしながら前回更新から期間が経ってしまったので、前の記事も見てくれたらうれしいです。

tobitsuba.hatenablog.com

 

11月30日 課題を提出する

 

 11月16日に第1回の授業が行われたとき、次回に向けての課題が出されました。

 

 ①私の好きな選手、②私のベストゲーム、このどちらかで2000字のコラムを書くというものです。僕は①「私の好きな選手」でコラムを書きました。

 

 コラムを書くヒントやコツ、心構えなどを第1回の授業で教わったので、それを意識しながら。だいたい10日間くらいかかりました。

 アイデアを練って、それがキーボードで打ち込んで通して形になっていくさまは楽しかったですね。提出は期限当日になってしまいましたが、何とか出す事ができました。

 

 後で聞いた話なのですが、みなさん提出はギリギリだったようで……やっぱ書くって大変ですね。だからこそ楽しいのですけどね。

 

12月7日 第2回目の授業

 全員の課題が出揃って、前回と同じ時間に2回目の授業が始まりました。

 先生は同じくノンフィクションライターでヤクルトファンの長谷川晶一先生。授業の前には参加者が書いたコラムが添削付きでそれぞれのところへ返却されました。

 

「長谷川先生は僕の書いた課題をどんな風に読んでくれたのだろう」

 期待よりむしろ不安の方が大きい、何とも言えない気持ちで返却されるのを待ちました。

 

 全員に課題が返されたあと、長谷川先生が登場。この日も配布されたレジュメをもとに授業が始まりました。授業では「みなさんが提出した課題でこういう書き方をしていた人が多かったから、ここはこうしたほうがいいです」のような内容が多くて、本当に課題をすみずみと読みこんでくれたんだなあ、という気持ちになりました。

 

 参加者は確か40人くらいだったと思うのですが、これだけの人数の文章を読んで、その1つひとつに感想やアドバイスを入れるのは並大抵の作業ではないはず。ほんとに頭が上がりません。

 

 

 授業も終わりに差しかかってきたとき、長谷川先生が参加者に向けてあるアドバイスをしてくれました。

 

「上手くなるためには書き続けてください。打席に立ち続ければいつかヒットが出るように、書き続ければいつかいいものができます。たとえ打率が.001だとしても、1本いいのが出れば、それでいいと思ってます」

 

 いいコラム、文章を書くにあたってためになるコツや技術を全2回にわたって教わってきましたが、長谷川先生が最後におっしゃったのは、書き続けることの重要性でした。

 たしかに、どんなに素振りで完璧なスイングができようと、ブルペンでどれだけ変化球の制度を高めようとも、実際の試合でやってみないことにはそれが使えるかどうかは分からないですよね。それと同じことだと思います。

 

 実際にライターとしてたくさんの文章を書いてきた長谷川先生が話すからこそ、説得力がある言葉です。僕ももっと書きたいな、書き続けたいなと強く思ったので、今回立ち上げたブログの名前にも「書き続ける」という名前を入れました。(全然更新してないじゃんなんて言わないで)

 

懇親会

 

 第1回、第2回ともに授業の後には有志による懇親会がありました。僕は2度とも参加したのですが、これがおもしろかった!

 懇親会には長谷川先生と村瀬さん、竹田編集長に文春野球学校スタッフの黒田さんも参加し、時間を区切って各テーブルをまわってくれました。

 さっきまで先生と生徒という立場だった長谷川先生と卓を囲める幸せ!「みなさんどこファンなんですか?」「今年のヤクルトの試合といえば…」のような野球談義で終始盛り上がりました。授業内で気になった質問などをぶつけさせていただきましたが、とっても真摯に答えてもらいました。

 

 2回目の懇親会では、僕の書いたコラムの感想を村瀬さんや竹田編集長にもおうかがいして、有意義なアドバイスをたくさんいただいてしまいました。

 参加者にはもうすでにライターとしてお金を稼いでいらっしゃる方、長谷川先生の添削を楽しみにしている方など、さまざまな人の話を聞けたことも貴重な経験でした。最後は自分たちで書いた課題を回し読みもして。あれは楽しかったなあ。

 

 

 最初は文春野球学校に行くかどうかけっこう悩んでしまったのですが、今は参加してよかった!と強く思っています。

 長谷川先生に添削をしていただいたのももちろんですが、懇親会を通していろんな方と仲良くなれたという貴重な経験をさせてもらえたからです。みなさん同じように課題に一生懸命に取り組んだ仲だからこそ、分かり合えるものがあるのだと思います。

 懇親会で知り合った方との交流はnoteやブログ、SNSで今も続いています。野球好きと話をするのはもちろん楽しいですが、それ以上に得られるものがあったと感じました。

 

 前回の記事で、文春野球学校がまた1月から開催されるという話をしましたが、この度私とびたも参加させていただくことになりました。今度の講師はベイスターズのコラムを書かれている西澤千央さんです。複数の方の話を聞いて勉強することで、また新しい発見があるはずですから、今からワクワクです!!

 

 もしこのブログを見てくださった方で、次回の学校に参加する方がいらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願いしますね!