大学生活最後の授業を受けた話
気づいたら1月も下旬に差し掛かってますね。プロ野球ファンにとって2月=キャンプイン。大好きな野球はすぐそこまで近づいていることをひしひしと感じるとびたです。
ところで、僕は大学生です。大学4年生です。あ、卒業論文はもう出しました。
ちょうど1週間前の授業が、大学生活最後の授業でした。もう大学で授業に参加することはありません。
先週のゼミ最終回は、夜に先生と生徒で集まってお疲れさま会をして、「ああ、終わりなんだな。みんなとお別れさみしいな」って気持ちになりました。
でも普段の授業は、終わりなんだって感触がまったくないのです。最後の授業なんてビデオ見るだけで終わったし。
小中高の授業の終わりと違うのは、この後進級じゃなくて就職が控えているということ。専門的な講座を除いて、ノートを開いて授業を聞くことはないのです。先生の話を眠い目をこすって聞くこともないのです。友達と「きょう提出の課題やった?」なんて会話を交わすこともないのです。
それなのにあまりにもあっさりしすぎています。どうしてこんな感じになったのか、自分なりに考えてみました。
大学の授業というものはいろんな学年の人が受けています。だからこそ、授業の最終回でも「これで最後なんだな」という感情を全体で共有できません。当然、先生も4年生に対して何かを言うようなことはありません。
先生も生徒全員の顔を覚えているわけではないですからね。
もう学校で学ぶことはないんだろうなあ、と思いながらも、最後はこんなにもあっさり終わるだなあ、としみじみ思いながら学校を後にしたとびたでした。