それでも僕は書き続ける!!

1996年生まれの阪神ファン。プロ野球や日々の感情を文章に表す楽しみを感じながら気ままに書きます

阪神ファンの僕がオールスターに出場するタイガースの選手を紹介する その2

 

 阪神ファンの僕から見たオールスター出場選手のすごいところや、試合の日はぜひここに注目してほしい!という点を紹介する今回のブログ。ぜひ阪神ファンに限らず、他球団ファンのみなさんにも読んでもらって、彼らの良さをもっと知ってもらえればと思います。

 

梅野隆太郎 捕手 ファン投票選出 2回目の出場

 

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 2019年シーズン、最も成長著しい選手といえるでしょう。去年、一昨年とシーズン通して30近い犠打を決めていた梅野ですが、今年はここまで記録した送りバントは9つ。自らのバットでチャンスを広げることを期待されている期待の現れといっていいのではないでしょうか。梅野に対して「打てる捕手」のイメージを持ってくれるファンの方もかなり増えてきていると感じています。

 梅野の良さを、攻撃面から見ていきましょう。彼の良いところは、なんといっても総合力です。非常にバランスがいい。
 先ほど書いたように、梅野はバントが上手いです。その技術は1軍野手の中でも1位2位を争うレベルだと思います。3割できれば超優秀のバッティングですから、どうしても確実性を求める場面というのはあるもの。そういうときに、ベンチからバントのサインが出せるかどうかはけっこう大事だと思っています。
 さらに、梅野は脚力もあります。打てる捕手=足は速くないが持ち前のパワーをいかんなく発揮する、なんてイメージを持ちがちですが、梅野はここまで盗塁を9つ決めています。成功率に限ればあの近本より上です。
 捕手というポジションで10本塁打と10盗塁を記録すればあの古田敦也さん以来の快挙、過去に阪神の選手でこれを達成した人はいません。
 今シーズンは平成最後のサイクルヒットを達成するなど、その打撃力はもう十分に知られているかと思うので、今回はあえて打撃以外のところを紹介しました。

 

梅野のココに注目!

 捕手・梅野には強力な武器があります。過去にバラエティ番組で取り上げられたこともあって、知名度も上がってきた「梅ちゃんバズーカ」です。このスローイングに阪神は何度救われてきたか。
 でも、梅野にはもう1つ強力な武器があること、こちらはあまり知られていないかもしれません。

 「梅ちゃんウォール」。ボールをがっちり受け止め、後ろに逸らさない能力です。

 甲斐キヤノンや森のフルスイングが注目されていますが、捕手の最も基本的な仕事は「ピッチャーのボールをキャッチすること」、これにつきると思います。梅野は基本を極めに極めた選手です。

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▲梅ちゃんウォール

 梅野は本当にボールを後ろに逸らしません。本当です。テレビで試合を見ていると「うわ!ピッチャーとんでもないボール投げちゃった!!」と瞬間で分かってしまうことがあります。それでも梅野は全身を使ってボールを止めてしまうのです。たとえ打者の近くでワンバウンドしても、瞬時の判断でミットを出してボールを収めてしまいます。
 ボールを後ろにそらさない、安心と信頼の梅ちゃんウォールです。ピッチャー陣は絶大の信頼を寄せていると思います。「梅野なら思いっきり投げても止めてくれるはず」だと。
 梅ちゃんウォールはスポーツニッポン阪神担当記者、遠藤礼さん(@sponichi_endo)がファンからの公募で命名しました。ピッチャーに安心感を与える梅ちゃんウォール、ぜひ阪神ファン以外の方にも知ってもらいたいです。