それでも僕は書き続ける!!

1996年生まれの阪神ファン。プロ野球や日々の感情を文章に表す楽しみを感じながら気ままに書きます

亀戸香取神社 -ハマスタで声援を送れない僕ができることー


  タイガースが横浜スタジアムで戦っているように、阪神ファンもレフトスタンドで声を枯らしている。

 CS仕様だが何だか知らないが、阪神ファンが座るハマスタのレフトスタンドのスペースは大幅に狭められた。通常時のおよそ3分の1。誰だハマスタは本拠地だなんて言ったやつは。完全にアウェーではないか。

 
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ハマスタの一角に陣を固める阪神ファン

 

 この2試合、ハマスタのレフトスタンドで応援していた阪神ファンを本当に誇りに思う。狭められた応援席からテレビ中継越しに聞こえてくる歓声。本当に勇気づけられた。どんなに点差を付けられていても、相手のクローザーが出てきても、その声量は変わらなった。

 なかでも9回に福留孝介が起死回生の同点弾にスタジアムが静まり返るなか、あの一角が大盛り上がりしているのは本当に気持ちよかった。アウェーの方が燃えるのは、僕が関東で育った阪神ファンで、甲子園の空気を知らずに育ってきたからなのかもしれない。

 


 叶うものなら僕もあそこに立って選手と一緒に戦いたかった。けれども今日のチケットを持っていない僕にその資格はない。

 

 ウジウジ言っても仕方がない。それならば、僕にできることはひとつ。タイガースの勝利を祈ることだけだ。

   そうだ、「あそこ」に行こう。


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 いつもより早く家を出て、総武線亀戸駅で途中下車。亀戸といえば学問の神様が祭られている亀戸天神で有名だが、今日の目的はここではない。

 


 亀戸駅北口から10分ほど道沿いに歩くと現れるのが、亀戸香取神社だ。詳しい由来は省略するが、ここはスポーツの神様が祭られているとされている。そのご利益を求めて数々のアスリートが必勝祈願でこの神社を訪れるのだ。

 


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  僕もこの香取神社のご利益に預かったことのある人のひとりである。今から4年前、当時大学1年生だった僕は現地観戦で3勝10敗というドM成績を叩き出し、友人からは「負け神」と呼ばれた。なんとかしたい思いで亀戸香取神社の存在を知った僕は、翌年の開幕前にお参り。するとその年の観戦成績は6勝10敗。その次の年はなんと13勝6敗とエース級の貯金を作ることに成功したのだ。ありがとうございます亀戸香取神社


 今日の試合は何としても勝ってほしい。ならばここはひとつ、勝ち運を頂戴させてもらおう。

 

 

 亀戸香取神社は名物のお守りがある。それが「勝運袋」だ。その名の通り小さい袋状になっている。この袋のお守りを買ったら、境内の中に落ちている白い石を拾い上げて袋に詰める。この白い石は白星・勝星と云われる縁起の良い石らしい。勝ち星……すばらしい響きだ。


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▲勝運袋と白色の石

 


 あの吉田沙保里さんや内村航平さんも大会前に訪れたことがある神社で神頼み。もちろんタイガースの選手はやってくれると確信しているが、僕は僕でやれることはやっておいたほうがいい。これでひと安心だ!

 


  レフトスタンドの阪神ファンのみなさん、今日も応援よろしくお願いします。選手たちを後押ししてあげてください。一面の青色は正直言ってちょっと怖いけど、横浜ファンに負けるな!!