自己肯定感
突然ですが、自己肯定感って大事ですよねー。
簡単に言うと、自分で自分のことを認めてあげることを指します。
大事なのは、ポジティブシンキングとは似て非なるものであるということ。物事を前向きに捉えることと、自分自身のことを認める思考は違っている気がします。
だから、ネガティブでもいいと思うんです。
アメリカで行われた心理学の研究によると、私たちは1日に6万回の思考を行っているそうですが、そのうちの約80%、約4万5000回は、ネガティブな思考になりがちであることがわかっています。
自己肯定感が低い人に表れる危ない5つの特徴 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 より
こんな話もあるくらいです。ネガティブな思考を無理矢理ポジティブに考えるのって、思いのほかエネルギーがいりますし。
話題がそれたので、自己肯定感の話に戻りますね。なんで大事がというと、他人が自分のことを満たしてくれることや、自分の望むことをしてくれることってそんなにあるわけではないんですよね。
しょせん他人は他人。期待しすぎるとつらいですし、自分のご機嫌は自分で取っていかないといけないと思うんです。
友人に日々の愚痴を話したのに、つらさを分かってくれなかった。相談事をしたのにこちらが思ってるほど深刻に考えてくれなかった。こんな経験、皆さんにもあるのではないでしょうか。
自分のご機嫌は自分でとっていきましょうd('ω' )
僕は昔から手帳に日記をつけています。その日の出来事を整理したり、その時自分の中にわいた感情を残しておいたりですね。
それは昨年4月に社会人になってからも変わらず続けているのですが、1つだけ変えたことがありました。
それは、「できるようになったこと、嬉しかったこと」を書き残すこと。
どんなささいなことでもいいんです。他人から見たら小さなことでも。大事なのは基準を自分に向けること。
- 昨日より慌てずに電話対応ができた
- エスカレーターを使わずに運動した
- 友達と会話して新しい発見があった
- この前勉強したことをちゃんと覚えてた
- 部屋の机の上を少しそうじできた
- 10分間読書できた
- 朝しっかり起きれた
大きなことである必要は全くありません。繰り返しますが、基準を自分にするのがだいじ。良い仕事が出来た、とかでもいいんですが、できたらそこから1歩踏み込んで「良い仕事ができて嬉しかった」みたいな感じにできるといいですね。じゃんじゃん日記に残していきましょう。
日記として残しておくと、あなただけのできた・嬉しいこと記録がたまっていきます。それを見返してみてください。
きっと、「あれ?わたし思ってたよりちゃんとがんばれてんじゃん」って気分になれるはず。これこそが自己肯定感です!
ほぼ全ての人が毎日を自分なりに一生懸命生きていると、僕自身はそう思います。みんながんばってます。ただ、自分のことだからあまり気づけていないんです。それを日記という形で残しておくことで、忙しい日々に埋もれてしまった「できたこと」を形にすることができるんです。
悲しいことがあったら日記を見返しましょう。つらくなったらパラパラとめくってみましょう。大丈夫、あなたはちゃんとがんばれてます。僕もがんばれてます(たぶん)。
自己肯定感、いっしょに高めていきませんか?