それでも僕は書き続ける!!

1996年生まれの阪神ファン。プロ野球や日々の感情を文章に表す楽しみを感じながら気ままに書きます

魔女の宅急便

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魔女の宅急便、いいですよね。


自分、映画をほっとんど見ないのですがこの作品だけは大好きで

こうしてTVで放送されるたびについつい見てしまいます。

初めて見たのは小学生の頃でしたかねえ。

 

この作品の好きなシーンといったらやっぱり、

ニシンのパイを受け取るあの女の子…じゃなくて、

エンディングでキキが街の人と打ち解けていく様子を描いているシーンですよね。

当初はなかなか受け入れてもらえなかった魔女のキキが飛行船の騒動を救ったことをきっかけに、街の人から親しまれる存在になって…

そしてなによりちょっと距離を置いていたトンボ君の仲良し女の子たちと打ち解けているのが分かるんですよね。これを見るたび僕は

「ああああみんなと仲良くなってる良かったあああああ(´;ω;`)」

って、ホッとした気分になっちゃいます笑


魔女の宅急便に限らず、作品って見たその時の年齢や

そのとき考えていたことによって受け取り方や心の琴線に触れる部分が違いますよね。だからこそ同じ作品を何度も見る面白さがあると思うんです。

僕は昨日の放送を見て、キキが魔法を使えなくなってスランプになったシーンが強く印象に残りました。絵描きのウルスラの家に遊びに行ったところですね。

 

 

キキ「私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今はどうやって飛べたのか、分からなくなっちゃった」

ウルスラ「そういうときはジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる」

キキ「でも やっぱり飛べなかったら?」

ウルスラ「描くのをやめる。散歩したり、景色を見たり、昼寝したり。何もしない。そのうちに急に描きたくなるんだよ」

 

 

昔見たときはさほど気に留めなかったんですけどねこのシーン。登場人物が再び交わった、それ以上でもそれ以下でもないと思ってたのに…

 

でも、とっても奥深いこと言ってますよね。

僕も年が変わってから仕事が忙しくて帰りが遅くなったり、任せられたことがうまくできなくて落ち込んで、こうしてブログや文章を書く気持ちがどこかにいってしまっていました。

 

好きなことって上手になりたい、もっと極めたいと自然に思えるものだと思うんです。でもそれを楽しいの感情だけで進める人はほんのわずか。仕事にしている人ならなおさらですよね。

がんばっても、結果が出ないこともある。雨の日の配達をがんばっても、感謝されないこともある。思うようにならないことばっかりです。

でもそういう人の頑張りや苦労は周りの人がちゃんと見ています。理解ある人がきっと近くにいてねぎらいの言葉をかけてくれます、励ましてくれます、支えてくれます。

 

いろんな感情があふれてきてうまくまとめられないのですが、元気をもらいました!

来週からまた頑張ろう!って思えました。

 

ホントにいい作品ですよね。次見るときはどんな感想を持つのかな。

何度見ても新しい発見と気づきを僕にプレゼントしてくれる。

だから僕は魔女の宅急便が大好きです。