#全部気圧のせい
#全部気圧のせい
このハッシュタグをご存じでしょうか?今日はこれに関するお話です。
- 頭痛がする
- 昔の傷が痛む
- 肩がこる
- 吐き気がする
- ダルい、倦怠感
- めまいがする
雨の日が続いたり、台風が来たりしたとき、上のような症状が出る人がいます。みなさんの周りにこんな症状を訴えている人はいませんか?
実はこれ「気象病」と呼ばれる立派な病気の1つなんです。
気象病は正式な病名ではありません。天気の変化で起こる心身の不調を総称して気象病と呼びます。主な原因は「気圧の急激な変化」。雨が降ったり台風が来ると気圧が下がるので、それに伴って様々な不調が体にあらわれるってわけです。気圧の変化なので、中には急激に気圧が上昇することで体の不調が出る人も中にはいます。
んで、僕も気象病持ちなんですよね。ここ数日は特につらかった…
昨日は急激に気圧が下がって、頭は重いし、眠くて眠くて仕方ないし。あ、眠くなるのも気象病の特徴なんです。別にだらけているわけじゃないんですよ。
そうそう、この気象病のやっかいなところは、目に見えて分かるような症状でないことと、かからない人は本当にかからないので、なかなか理解してもらえないとこです。頭重くてウトウトしてても「寝不足でしょ?」と一蹴されかねません。
でもこの気象病、日本ではおよそ1000万人の人が発症していると言われています。決してマイノリティな病気ではないのです。それだけ悩まされている人がいるのです。ちなみにデスクワークをしている人がかかりやすいとも言われており、今後さらに増えるのではないでしょうか。
気象病は気圧の変化で起こるという話をしました。気圧が変化すると、自律神経が乱れるんですね。気圧の変化を感じ取った体が副交感神経を刺激します。この神経が活発になると眠くなったりだるくなったりするということです。
だから天気の悪い日に元気が出ないのは自分が悪いわけじゃないよ、こんな風になったのは気圧が下がったのせいだから、ということで「#全部気圧のせい」このハッシュタグがうまれたようです。
【気圧ゲロ落ちしてます】
— 櫻井大典 (@PandaKanpo) 2019年12月2日
低気圧の影響で、気圧が急激に低下してます。
咳喘息、頭痛、目眩、気分の落ち込み、ねむいねむい、、色々出てる頃と思います。
大体の不調は #全部気圧のせい。ゆっくり過ごしましょう。#明日から本気出す#明日休み pic.twitter.com/nAUSqGtkyJ
僕が愛用しているアプリがあります。「頭痛~る」です。このアプリは気圧の変化を予想してグラフで見せてくれます。
ほら、気圧がすごく下がっているでしょ?
こういうとき、僕は頭が重くなって眠気が抑えられなくなってしまうのです。でも、気圧が大きく変化するのが分かれば前の日早く寝たり、酔い止めを飲んだりして少しは症状を和らげる努力ができます。(気圧の変化は耳で感じ取ると言われており、耳の血流を良くする酔い止め薬が効果を発揮するケースも多いのです)
そして何より、気分的にラク。体が思うように動かない、でも今日もやらなきゃいけないことはある。全然動けない自分がイヤになる……そんなとき頭痛~るを見て気圧が下がっていることが分かれば、
「なんだ今日は気圧が低いのか、それなら仕方ないな」
と思えることができます。これがけっこう大事だったりします。
僕もこのアプリを自分のスマホに入れてから、ちょくちょく見るようにしました。気持ち的にも安定します。
もし雨の日や台風の時の体調不良に悩まされている方がいたら、ぜひ試してみてください。今日はそんな感じで。
気象病について詳しく知りたい方へ
ブラウザ版もあります