それでも僕は書き続ける!!

1996年生まれの阪神ファン。プロ野球や日々の感情を文章に表す楽しみを感じながら気ままに書きます

再び文春野球学校に参加して野球コラムの知識が深まった話

 

 こんにちは。キャンプの1軍2軍振り分けが続々と決まり、さらなるワクワクが止まらないとびたです。

 タイトルの通り、文春野球学校にまた参加してきたので、そのことについて書きます。
 みんな、また勉強しようぜ!!

f:id:tobitigers:20190124120040j:plain

講師の西澤千央先生


 今回の講師は横浜DeNAベイスターズのコラムを書かれている西澤千央先生です。本業は雑誌に記事を寄稿されているライターさんです。文春野球コラムのコミッショナーを務めている村瀬秀信さんとは以前からライター同士面識があったそうです。

 文春野球コラムでは人妻目線や、子ども目線、あるいは猫からみたベイスターズ(!?)を題材にコラムを書かれています。かなり独特の視点を持ちながらも、自然にうんうんとうなずいてしまう内容が特徴です。

 また、文春オンラインでは、芸能ネタでもコラムを書かれています。これがまた刀を振りかざすように世間の声へ切り込む痛快さがおもしろいんです!!

bunshun.jp

 

 嫌いなものは売れてる同業者、ってありますが汗 さわやかでステキな女性ですよー!


2月11日 第1回目の授業

 こうして迎えた第1回目の授業。高まる気持ちを抑えつつ、千代田区紀尾井町にある文藝春秋本社の地下スペースに向かいました。(前回の使いまわし)


 長谷川晶一先生の講座でヤクルトファンが多かったように、今回はベイスターズグッズを持った方がチラホラと・・・。それと、前より女性の方が多かったように見えました。だいたい男女比は半々くらいでしょうか。

 

 予定の時間になると、講師の西澤先生と村瀬さん、そして文春オンライン編集長の竹田直弘さんがそろって登場。僕たち生徒は拍手で迎えます。

 

 授業は西澤先生が用意してくださったレジュメをもとに進められました。レジュメの一部には空欄があって、西澤先生が話した言葉をそこに入れていくという。まるで本物の授業でした。


 授業の中身はいろいろあって、どれをお伝えするか悩んだのですが・・・

文句や怒り、悲しみを感情のままにそのまま書いてもコラムにはならないこと
本当に伝えたいことあえて他人や別のものに言わせるとより面白いものになること

 

 僕が授業を聞いていて特に印象に残ったのはこの2つです。


 特に1番目のやつは、「マイナスな感情はそのままつらつらと書いても、それはコラムじゃなくて新聞の投書欄である」と西澤先生がおっしゃったことがすごく印象的で。
 

 僕は新聞を読むのが好きなので投書欄も眺めることがあるのですが、きつめの意見が書かれた投書を見るたびモヤモヤしていた理由が分かったような気がしました。曇り空が一気に晴れるような、そんな感覚になりました。


ふたりの先生の共通点

 長谷川先生と西澤先生、コラムの内容を見ると全く違う考えの持ち主なのでは、と思ってしまいがちですが、じっくりと話を聞いているうちに、1つおんなじだなと思えるところがありました。


 それは「自分の文章が相手にどう読まれているかをとても意識しているところ」。

 

 西澤先生は授業のなかで何度も「多くの人に読まれる文章がいい文章」、「お金をもらうために原稿を書いているから、もっと読まれる原稿を書かないと」といった内容を口にされていました。その言葉には西澤先生のプロ意識を強く感じました。

 僕のような書きたいことを好きなように書いている素人と、原稿料をもらっているライターの皆さんの違いは、文章の上手さではなく、他人にどう読まれるかを常に意識しているか、この点にあるのかなと思います。


 コラムでも胸に響くキラーフレーズを作り出す名人の西澤先生ですが、その口から発せられる言葉も、胸にズンと響くなあと思って授業を聞いていました。

 

 さて、今回もあります添削講座。今回のテーマは、


私のスター

 

 皆から愛され親しまれるスター選手をもとにコラムを書いてみようという課題が出されました。みなさん誰をもとにコラムを書くのか・・・楽しみです!

 

 実は締め切りが目前に迫っていまして・・・僕の進捗はよろしくありません笑
 西澤先生に教わったことを生かした内容のコラムが書けるようにがんばります!!