タイガース白星1番乗りは青柳!!
ヤクルト 1 - 4 阪神 [勝] 青柳1勝0敗0S [ホームラン] マルテ ツーラン1号https://t.co/sRB1hYWuEJ pic.twitter.com/Qca3nu1eJu
— 阪神タイガース (@TigersDreamlink) 2020年6月23日
遅ればせながら、ようやく勝利の喜びを味わえました……
開幕の相手が王者巨人な上に持ち味を出せなかった3試合だったので不安に思うこともありましたが、カード変われば空気も変わるということでしょうか。
この日のポイントは、青柳対ヤクルトの左打者クリーンナップでしょう。
3番:青木
4番:村上
5番:山崎
昨年の打率ですが村上には.417、さらに山崎には.556と青柳かなり苦戦していました。
本来リードオフマンタイプの山崎をポイントゲッターの5番に置いてきた辺り、ヤクルトは青柳の相性をかなり意識していたことでしょう。
青柳はこの左打者3人を計1安打に抑えました。青柳の勝ち!
許したヒットも山崎の1本だけ。連敗中の空気を吹き飛ばす好投でした。
それにしても、金本監督には感謝しないといけませんね。
青柳は2015年のドラフト会議でタイガースから5位指名を受けて入団。
この年といえばクジで高山俊を引き当てたことを覚えている人も多いでしょう。
大卒で下位指名、おまけに変則派投手。多くのチームが右打者を封じるためのリリーフとして育成するはず。今は予告先発がありますから変則派投手がローテに入るのは難しいです。実際、この日も左の山崎がスタメン入りしていますし。過去に青柳投手が投げる日は、当時ヤクルトにいたバレンティンがスタメンを外れるなんてこともありました。
でもタイガースは、金本監督は青柳を先発で使い続けました。
確かに左打者を並べられる日も多くありましたが、それでも青柳は先発として投げ続けています。その甲斐あって昨年は西に次ぐ勝ち星をあげました。入団前の期待度と比べるとすごくよくやってくれていると思います。
2020/6/23
— あおとら@やきう (@bluetiger_bb) 2020年6月23日
阪神・青柳晃洋
左にはバックドアスライダー・外へ逃げるツーシーム/シンカー
右にはバックドアツーシーム・外へ逃げるスライダー
左右対称な攻め方で美しいなと思った
球速の顕著な低下傾向も見られず、今季初勝利おめでとうございます pic.twitter.com/NFP3UhIupy
今日は元々投げていたツーシームに加えて、シンカーも投げていました。シンカーはキャンプで山本昌さんに教わったものです。
もともとサイドから放たれるカットボールが強力ですから、そこに逆方向に曲がる球が武器として加わると、より強力になるでしょう。
何はともあれ2020年シーズン、初めてのとらほーです!