それでも僕は書き続ける!!

1996年生まれの阪神ファン。プロ野球や日々の感情を文章に表す楽しみを感じながら気ままに書きます

今季初スタメンで一発回答!! 殊勲打の陽川尚将

日替わりヒーローという言葉がある。

 

確固たる証拠がある訳ではないが、日替わりヒーローが出てくるチームはやっぱり強い気がしている。

そんな風に考えるのは、僕の知るジャイアンツがそういうチームだからかもしれない。

 

去年まではほとんど顔を見なかった選手がタイガースの投手を打ち崩し、野手をきりきり舞いにさせる。そんな光景を何度も見てきた。3連戦で全員違う人にやられることも珍しくなかった。

今日はトレードで新加入した廣岡大志が決勝タイムリーを打ったらしい。強いチームの選手は活躍したいという思いで溢れている、だからこそ日々新しいヒーローが誕生する、そんな気がする。

 

ゴールデンルーキー・佐藤輝明がライトのレギュラーに起用されるなか、陽川尚将は出番に飢えていた。昨シーズンはコロナウィルス感染で一時離脱しながらもキャリアハイの8本塁打、シーズン終盤には糸井嘉男に代わってスタメン起用される試合も増えた。

今年は糸井らとのレギュラー争いも大いに期待されたが、佐藤輝がすごすぎた。オープン戦で過去にないインパクトを残した佐藤輝がライトのレギュラーとして起用されることになった。

だが陽川だって黙っていない。開幕2戦目の9回、守備から入った陽川に打席が回ってくる。スワローズ・長谷川宙輝の直球を高々と打ち上げると、そのままライトスタンドにボールが落ちた。今季初打席で初本塁打。限られた出番で自身の持ち味を出した。

 

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シーズン開幕から9試合目、スタメンの名前から佐藤輝の名前が消えた。

代わりに入ったのが陽川だった。本塁打を放ったスワローズ戦のみに限らず、ここまで着実に結果を残してきた陽川に巡ってきた絶好の機会だ。

 

試合は投手戦。打者の懐に投げられる直球が邪魔をして、ドラゴンズの先発・小笠原慎之介を打ち崩せない。陽川も第1、第2打席ともに三振を喫していた。

 

6回の攻撃、チャンスで陽川に打席が巡ってきた。小笠原の前に簡単に追い込まれてしまう。だが今年の陽川はこれで終わらない。カーブをしぶとくレフト前に運び、セカンドランナーのJ・マルテが生還した。いいぞ!

去年から感じていたことなのだが、勝負強さに年々磨きがかかっている。今季初スタメンというチャンスを確実にものにした陽川の殊勲打で、チームはカード勝ち越しを決めた。

 

ところで、陽川は人前でしゃべるのが苦手らしい。

春季キャンプ中に撮影された動画で悩みを吐露していた。

 

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youtu.be

大勢の人の前で自分の考えていることを話すのは緊張するし、勇気もいる。劇的に上手になる特効薬のようなものもない。だが経験を重ねれば必ず上手になる。

だったらお立ち台に上がればいいじゃない!言葉を選びつつ話している陽川も好きだけど、お立ち台慣れして楽しそうに話してくれる陽川も見てみたいな。

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 今シーズン初ホームゲームで勝ち越しとらほ~

 

途中まで書いたブログが操作ミスで消えて悲しいとびた